個人ビジネス従事者の市場規模と成長動向

1-1. 日本国内の起業・副業市場

日本の個人事業主層は急速に拡大しています。女性ひとり起業家は13年で3倍に成長し、2023年時点で61万人に達しています。この成長は単なる数値増加ではなく、社会的な働き方の多様化とデジタルプラットフォームの民主化を反映しています。​

副業に目を向けると、2024年の調査では副業従事者は全体の8.4%で、2021年の8.0%から2年連続で増加しています。さらに重要なのは、副業の平均月収が65,093円に達し、前年比で13,875円増加している点です。これは単に「小遣い稼ぎ」ではなく、本業以上の収入を目指す層が出現していることを示唆しています。​

最も成長している副業カテゴリーは「講師/家庭教師/試験監督」で、前年比+1.5ptの6.3%を占めています。学び直し機運の高まりと、スキル専門化への需要が急速に高まっていることが背景です。